お母さん介護士、仕事・子育て両立の秘訣

介護職と育児の両立を目指すお母さんの悩み

お母さん介護士の悩み

お母さん介護士の悩み

とにかく忙しい

お母さん介護士の悩みとしてまず挙げられるのは、休む暇もないほどの忙しさです。仕事に行く前に子どもを保育園に送り、仕事が終わったらそのまま保育園に迎えに行きます。帰宅後はすぐに食事の準備をして、掃除や洗濯などの家事もしなければならず、自分のために時間を使うことがほとんどできません。パートナーが手伝ってくれれば負担は減りますが、共働きの世帯がほとんどなので協力し合える範囲にも限界がありますし、そもそもパートナーが協力的ではない場合は負担がすべてお母さんにのしかかってきます。

残業ができず急な休みが必要

保育園は送迎の時間が決まっており、それ以外の時間になると延長保育料がかかります。そのため、お母さん介護士は残業をしたくてもできません。同僚から白い目で見られることにストレスを感じたり、自分だけ先に帰ることに申し訳なさを感じてしまいます。また、夜勤や早番、遅番などの日勤以外の勤務ができません。場合によっては、勤務時間を制限することによりボーナスや昇給に悪影響が及ぶこともあります。今後もキャリアを積んでいきたい方にとっては非常につらい状況です。
また、子どもは急な発熱や体調不良になることが多いので、急遽休みをとる必要があります。台風などの影響で保育園が休みになった場合も同様です。自分が休めばその分の仕事を他の介護士にお願いすることになるので、申し訳ない気持ちになります。仕方のないことだとは分かっていても、どうしても落ち込んでしまいます。

イライラしてしまう

介護士に限った話ではありませんが、仕事と育児を両立しようと頑張っている方が陥りやすいのが、「仕事も子育ても中途半端になっていないか」と考えて落ち込むケースです。手を抜かずにどれだけ一所懸命やっても、どこか至らない点があるのではないかと自分を責めてしまうのです。
子育てが上手くいかないと、負の感情が蓄積してイライラしやすくなります。子どもはこちらの言うことを聞かないことも多いです。そのため、予定通りに物事が進まない場面も多いでしょう。子どもの機嫌が悪くて家事が進まない、片づけをしてくれない、宿題をしないなど挙げればキリがありませんが、普段なら我慢強く対応できることでも仕事の疲れがたまっているとついカッとなってしまいがちです。子どもを強く叱ってしまったことに罪悪感を感じ、より一層のストレスを抱えてしまいます。また、仕事の疲れや子育てが上手くいかないイライラをパートナーにぶつけてしまったことで、関係がギクシャクする可能性もあります。

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家庭環境に合った働き方を見つけよう

子どもがある程度大きくなり、手間がかからないようになったのであれば、今後の教育費などを考えて収入が安定している正社員を目指すのもいいでしょう。まだ子どもが小さいうちは、育児の時間を確保するためにパート勤務がおすすめです。また、残業や面倒な人間関係を避けたい人は派遣社員がおすすめです。

介護職と育児の両立へ

介護の仕事と育児を両立させるための工夫や職場選びのポイントを紹介するサイトです。お母さん介護士や、これから両立を目指す方はぜひ参考にしてください。なお、お問い合わせにつきましてはこちらからお願いいたします。

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